銀河お嬢様伝説☆カエデコ☆
第1話メシアは高校生?!
「私は佐倉楓子、私立ひびきの高校に通う、ただの一年生、のはずだったんだけど・・・・・。」
「友達の由香ちゃんが、銀河お嬢様コンテストに私の名前で、応募しちゃって、オーディション出る事になったの。」
「そしてなんと、優勝してしまったから、さあ大変、歌のレッスンから、グラビアの撮影、
TVに出演、そしてCDまで出す事になったの。」
「それと、もう1つ大変なお仕事をする事になったの、その日はお仕事で疲れて、
部屋で眠っていたの、そうしたら・・・・。」
「佐倉さん、佐倉さん。」
「ううん、だれぇ。」
「やっと、会えました、私のマスター、佐倉楓子さん。」
「声が聞える方を見ると、そこには、金色の毛と、天使みたいな羽がついてる、猫のぬいぐるみが、宙に浮いていたの。」
「きゃあー、ぬいぐるみが、浮いているー、オバケー。」
「嫌ですねぇ、オバケじゃありません、私は貴女の分身なんですよ。」
「え、分身って、どういう事。」
「貴女は光のメシアに選ばれたんです、だから、貴女をサポートするため、
に私が生まれたと言うわけです、わかりましたか?。」
「う~ん、わからないよ~、そもそも、メシアって、どういう意味なの。」
「救世主という意味です。」
「きゅ、救世主~、なんで~、どうして~。」
「貴女には、人を幸せにする力が、備わっているからです。」
「ひ、人を幸せにする力って、言われてもぉ~、私は普通に接してる、だけなんだよ。」
「だからこそ、メシアに選ばれたんですよ、佐倉さん。」
「でも~、あなたの名前も聞いてないし。」
「これは、これは、失礼しました、私の名前は・・・・・。」
「うん、うん。」
「えーっと・・・・、なんでしたっけ?。」
ズサー―――。
「佐倉さん、だいじょうぶですか、いきなり転んで。」
「だいじょうぶ、だいじょうぶ、って話が違うでしょ。」
「冗談ですよ、いや~、ちょっとの間だけ、大阪に居たもんで、ボケてみたんですよ、どうです、
私のボケは。」
「20点ね。」
「いや~、手厳しいですね~。」
「それより、あなたの名前は、何て言うの。」
「そう、そう、私の名前は・・・・・。」
「うん、うん。」
「じゅんでーす、たけしでーす、みなみはるおで、御座います。」
「・・・・・・・・」
いつの間にか、カエデコの手には、ハリセンが握られていた。
スパ~ン
「いいツッコミですねぇ、でも甘いですよ。」
そのぬいぐるみは、ハリセンをいとも簡単に受け止めていた。
「ちっ、ちっ、ちっ、それじゃあ、チャンバラトリオにはなれませんよ。」
「なりたくないもん!!、それに、そんな古いトリオよく知ってるわね。」
「だから、大阪に居たって言ったでしょ、某少女マンガの、けものよりも知ってますよ。」
「某って何の事?。」
「分からないんですか、これを読んでいる人は、おわかりですよねぇ、えー、長嶋です。」
「なに訳の判らないこと言ってるの、いい加減にしないと、その、「メシア」引き受けないよ。」
「それは、困りますねぇ。(ポリポリ)」
ぬいぐるみは、困ったように頭をかいたが、余り真実味がないように見えた。
「・・・・・」
「わかりました、お教え致します、私の名前は「セレナ」と言うんですよ、マスター。」
「セレナか、いい名前だね。」
「有り難う御座います、マスター。」
「ねえ、セレナぁ~、なんか、くすぐったいから、カエデコでいいよ、ね。」
「分かりました、カエデコさん、よろしく。」
「うん。」
「やったー、引き受けてくれるんですね。」
「うん、乗りかかった船だし、引き受けてあげる。」
「ふう~、これで、一安心、よかった、よかった。」
「ねえ、セレナ聞きたいんだけど・・・。」
「なんです、カエデコさん。」
「その、メシアのする事ってなんなの?。」
「それは・・・・・。」
ドッカンーーー
「な、なに。」
「カエデコさん、さっそくメシアの出番、みたいですよ。」
「ええーー。」
★つづく☆
次回予告
「カエデコさん、メシア引き受けてくれて、ありがとうございます。」
「ねえ、さっきメシアの出番って言ってたけど、あれ、どういう事なの。」
「それは悪と戦う事です。」
「ええー、嘘でしょー。」
「いいえ、本当の事ですよ。」
「ええー、そんなぁー。」
メシアの為す事を聞き、驚くカエデコをよそに
敵はやって来る、
そして、カエデコの、見た物は・・・・。」
次回、銀河お嬢様伝説☆カエデコ☆
「戦いの意味は・・・・」
次回もこのチャンネルに、ライトニング・シュート
~あとがき~
どうも最後まで読んでいただいて、有り難うございました。
まだ、カエデコちゃんらしさが、出てませんが、
出来るだけ、出して行きたいので、
これから、よろしくお願いします。
それと、どんな事でもいいので、感想待っています。
それでは2話目で会いましょう、さようなら。
2000年10月6日
あっきー